ラブい話を一丁

最初の出会いでお互いを傷つけあった。
二度目の邂逅でお互いの背中を守った。
そして、お互いは無二の存在となった。


誰からも祝福されぬ二人のオモイ。
相成れぬ世界で生まれた不幸の形。
許されさる関係に奇跡の華は咲く。


この想いが届かないなら世界など壊れてしまえばいい。
力よ、力よ、この手に願いを叶える術をあたえたまえ。
たとえ、この身が張り裂けようとも魂はあの人の元に。


ナイトウィザード『未来の二つの顔』
紅き月が昇るとき、異界の門が開かれる。