なんか賛否両論ありそうな「陰陽を貫く」。違ったルールで遊んだ方も結構いるようです。なぜ違った遊び方を選択したかというと、ルルブ上どちらとも取れなくもないのと、本来のルールでは強すぎるだろうと思ってしまったからなんじゃないでしょうか。
サンプルキャラクターは功夫値を3ぐらいまでしか上げていませんが、半スクラッチで作る場合、簡単に功夫値を10にしてしまえます(フルスクラッチだと結構きつい)。
内力判定を行い「陰陽を貫く」を考えましょう。
能力値+カードの数値が元値なので仮に20としておきましょう。ややこしくなるので「龍の札」は抜かして考えます。
「陰陽を貫く」ことにより山札から1枚めくります。この時陰陽が合う確立はほぼ1/2です。1〜Kの平均は7なので、達成値の期待値は
7*1/2+7*1/4+7*1/8・・・
もっとも1/2の確率で大失敗(判定値=能力値そのままになり*1、色々と不利な効果もつく)になるので、期待するのはあまりよろしくない。
ここで大事なのは功夫ということになる。大失敗を回避できる功夫を一点消費することを前提にすれば、最低でも山札1枚、以降半分の確率で追加で一枚ずつ引けることになる。

ここから間違った確率論に入ろう。
功夫値が10あるということは10回まで大失敗を回避(陰陽を塗り替える)出来るということなので、だいたい20枚山札から引いてしまえる。最低でも10枚だ。平均が7なのでざっと+140というふざけた数値になる。つまり「超神話活劇」確定ということだ。

なんか悲しくなってきたな・・・。
ハウスルールで功夫の上限5ぐらいにしておいたほうがいいかもしれません。それでも超神話いけそうですが!
まあ、奥義が使えない宿敵が超神話いきやすくなるのはありがたいかな。
逆に「陰陽を貫けない」外道どもがさらに役立たずに・・・。
飛雲会最強説再浮上。超神話+1活劇はGM泣かせ。

*1:例外あり