ネタがなくなったので、昔の原稿を引っ張り出しました。確立の話をすると嫌がる人多いんだよな・・・。


アルシャードに代表される2D6システムについて勉強してみよう。
命中回避が共に7、クリティカル12、ファンブル2であるアルとシャーの2人がいるとしよう。アルがシャーに攻撃した場合命中確率は50%である。
は間違い。リアクション優先の法則にしたがい(575/1296)=約44%になる。思ったより低いことにびっくりすると思う。
攻撃側がクリティカル値11に下がった場合どうなるか。
クリティカル率が上昇し(35/1296)⇒(107/1296)、命中率も(579/1296)と少しだけあがる。
今度は命中値を1上げてみよう。(721/1296)約56%となる。
ここでクリティカル値も11に下げた場合どうなるか。
クリティカル率(107/1296)、命中率(721/1296)。
実は命中値が1高い状態でクリティカルが11にさがっても命中率は変わらないのだ。


話を続けよう。つまりこの考え方はどこで使うかというと、マイナーアクションや武器の選択の時に考える。
まず戦う相手の能力はわからないからパーティー内の戦力で考えよう。
あきらかに命中値が低い場合、クリティカル値を上昇させ、平均ぐらいだったら命中値を、高ければダメージ及びダメージ属性変化を優先させるのだ。あくまで基本的な戦術だが。レベルが高くなるとマイナー・メジャーアクションの特技が重なってきて、武器も複数所持場合も多いだろう。
戦う相手によって戦闘スタイルを変える。プロの戦士なら一度考えてみてもらいたい課題だ。


あいかわらず無意味に偉そうだよな・・・。