王者の枷
というわけで日曜日の適当シナリオ「王者の枷」解説及び進行。
PC1 聖黒姫エピオン(せんと★ぶらっく えぴおん) 男 17歳 サンプル:麗しの貴公子 コネクション:闇鼠姫(ダークラット) 関係:庇護 セクハラ上等のプリンセス。「下僕ビーム」はのおかげで大活躍。ただし1ラウンド1回であるのをPCもGMもすっかり忘れていました。 PC2 紅紫(くれない ゆかり) 女 14歳 サンプル:光輝の魔女 コネクション:聖紫姫(ぱぁぷるたん) 関係:師匠 回復、防御、攻撃ととても忙しい小娘。師匠がひどかったおかげで下僕未満の扱いを受ける。 PC3 ゼフィランファシュ(ぜふぃらんふぁしゅ) 不明 4歳 サンプル:パワードマッドマン改造 コネクション:究極マッドマン(アルティメットマッドマン) 関係:愛馬 妙に呼びにくい名前の究極マッドマンパイロット候補。PLがガノタではなかったため色々と大変だったみたいだがそれを抜きでも楽しんでもらえたようだ。
以下長文。
オープニングは1→2→3の順。 セフィス及びセルヴィに呼び出されるブラック。前日の戦闘にて遺跡の入り口が開いたので探索してこいとの命令。月女王も狙っているらしい。 ブラック「あんな貧乳に負けるわけにいきませんな」 セフィス「・・・(自分の胸に手をやる)」 同じ14歳なのにセフィスの方がペッタンコなのに気がついていない痛恨のミス。 ラット「ブラックさんは胸の大きい方が好きなんですか?」 ブラック「いや、小さい方が」 ラット「ロリコンっすか?」 ひどいオープニングだ。 究極マッドマンの前で有用性を解くぱぁぷるたん。 ぱぁぷるたん「残念ながらこのマッドマンには魂がやどってないの」「ゆかりさん、あなたにはそれをさがしてきてほしいの」 ゆかり「断ってもイイデスか?」 ちなみに「泥の屑作戦」という名前だった。 説得ジャッジでGMファンブル。おかげで話がなおさら面白い方向へ。 ゼフィの前に現れるぱぁぷるたん。「はじめまして」握手を求めるが断るゼフィ。おかしい。振り払うのに筋力ジャッジ25というネタが仕込んであったのだが・・・。 ここでもマッドマン愛を語り始めるぱぁぷるたん。やばい。口が止まらない。 続いてラットとブラックの珍道中。ブラックと一緒なのが楽しくて仕方ないラット。あとで助けてもらわなくてはいけないので一生懸命媚を売るGM。かってに落とし穴にはまるラットを捜してくれるブラック。いいPCだ。再び戻ってきた彼女の首には宝箱で見つけたネックレスがはまっている。「へっへぇ〜、似合うっすかぁ?」 月の穴灰霧工場。ぱぁぷるたんに遺跡の探索を依頼されるゼフィ。「命に代えてもやりとげますだよ」「あなたは死んじゃダメ!」なにかにつけて自分の命を軽く見る普通のマッドマンのゼフィとそれを許さないぱぁぷるたん。このときゆかりは蚊帳の外。自分に目を向けさせるために同行を言い出すが「ゼフィランファシュ様の足を引っ張らないように」だとか「命に代えても守りなさい」など扱いがかなりひどい。みんなは大笑いでしたが。 ダンジョン。ここでパーティ合流のシーンなのだがGM間違え、あわてて修正。 ゆかりとゼフィにちょっと強めのエネミーをぶつける。ちょっと強すぎたので(ディフェンダーいないので)あわてて数値を修正したのは内緒。ピンチになった所へブラック登場。目的は一緒なのでパーティを組む。 かなり適当なルールのもとランダムダンジョンへ。 途中ラットがスライム&粘菌でお色気シーンがあったりもしたのだが無事最下層。 だがやっとのことで手に入れた宝箱には何も入っていなかった。 「ああ、中身これっすよ?」 落とし穴に落ちたラットが先に回収していたらしい。 判りやすいネタだと思っていたのだが・・・。 外れないのでラットごとさらうゼフィ。それを追うブラック。 「すべてあっしの美しさがわるいんすねぇ」 話し合いの元(ブラック「究極マッドマンををうばってしまえ」ゆかり「連れて行けばなんとでもなる」)、ぱぁぷるたんの元へ。 ネックレス(王者の枷)はなにやら別の力が働いていて外れない。究極マッドマンを動かすにはこの王者の枷が必要だ。 ぱぁぷるたん「斬りましょう」。チェーンソーを準備するゼフィ。この辺の息はぴったり。「マッドマンだったら首だけ担っても大丈夫だったのに(マッドマン・イージィのこと。ヒント1)」「じゃ、あっしマッドマンになるっすよ」 結局、マッドマンパイロットであることをぱぁぷるたんにあきらめてもらい、ラットに操縦してもらうことに。 究極マッドマンと融合合体するラット。マッドマンの顔がラットの顔に変わり身長15mの小娘誕生。 ラット「まるで人がゴミのようだ・・・」 ブラック「よくやったラット! さあ、セフィス様の元へ戻るぞ」 ラット「ハーイッス」 その時、ブラックを手に握り歩き出すマッドラットの目からハイライトが消えた! なんと古代神が取り付いていたのは王者の枷のほうだったのだ。 ぽこぽことマッドマンモドキ(釣り目で痩身足長)を生み出すマッドラット。 「いやあ、わたしのマッドマンが!」 「あんなものどうすれば・・・」 「完全破壊するか、王者の枷を引き剥がすしかないわ(ヒント2)」 クリティカルとファンブルが続出するハゲしい戦闘。敵はマイナーアクションで一匹づつマッドマンモドキを生み出すのでうっとおしいことこの上ない。もっともこいつら射程と攻撃力はあるもののHP1、行動値1。あたれば落ちる特別仕様。HP管理なくて楽するためなんだけどね。 なんとか戦闘不能状態に持っていく。 倒れた究極マッドマンからマッドマンと化したラット(ヒント3)が浮かび上がるが物理融合は解けておらず王者の枷も彼女の首にはまったまま。 このままでは次のラウンドには復活してしまう。FEARヒロインっぽいセリフをはくラットに解決策が見つからないPC。 GM「ヒントはもうだしてるよ」 休憩後、経験点減少を条件にヒントを小出しにしていく。 「ラットが今マッドマンであること」「究極マッドマンを止めるには王者の枷を引き剥がす必要があること」「マッドマンは首だけになっても大丈夫であること」 PC「あっ!」 正解は「彼女をマッドマンイージィ(首に手が一本生えたマッドマン)にしてネックレスを取り外す」でした。 ラット「始めてなんでやさしくしてくださいね」 この時はよく練れたシナリオだと大絶賛でした!! もっとも最終戦闘前にはこんなシーンは想定外。いや、アドリブって本当に素晴らしいものですネ。 エンディング。3→2→1の順。当然考えておりませんでした。 ゼフィに新しい企画書を見せるぱぁぷるたん。 「このミサイルポッドにマッドマンを入れて、いっせいにはなつことができる。GP03大泥神(だいどろじん)というの。板野サーカスのように空中をうめつくすマッドマン! すてきだとおもわない?」 ぱぁぷるたんの元を離れるゆかり。ま、あれだけひどいあつかされれば当然なのだが。「なあ、ぱぁぷるたんって知ってるかい?」「ああ、アンゼロット、イスクィムにならぶ、エル=ネイシア三大悪女の一人だろ」彼女の情報操作は瞬く間に広がった。 首だけの存在になったラットとの帰り道。「ブラックさんがあっしの始めての(首を切ってくれた)人だってみんなに自慢するっスヨ!」「やめてくれ!」
ま、内容なんてないに等しいのだが小娘二人を演じているだけでも超楽しかったし、プレイヤーも喜んでくれたし、大満足。
やっぱり俺様はNPCだしてなんぼ。
エル=ネイシアはいい世界だなあ。
エル=ネイシアだけのサプリメントでないかなあ。