ブルーローズ・ネクサスキャラ

muratti2009-12-22

「オレを牛男と呼ぶな」
名前:沙虚院影牛(さうろいん えいご) 男 33歳 
身長2m50cm 体重220kgをほこるブルファイター。
横綱となるべく角界をめざすが菜食主義のためチャンコが喰えず、挫折。単身アメリカへ渡る。
その巨体と東洋人であるためヒールとして地方のリングにあがり、スモウレスラーHORN DEVILとしてデビュー。
前座のバトルロイヤルだったが隈取をして兜のように髪を逆立てた姿は悪魔を連想させインパクト十分だった。
そのパワーは反則に近く、前座レスラーを全員KO。華々しい勝利を飾った。


コレに目をつけたプロモーターが影午をスカウト。
無名の新人としては異例の大出世であるといえよう。
兜を摸した髪型はそのまま、鎖を食いちぎるパフォーマンスや、言葉(英語)の通じない東洋のモンスター、蘇った力道山などの異名をひっさげ分かりやすい悪役としてあばれまわった。
どのような相手も吹き飛ばす一撃を称して「張り手ミキサー」と呼ばれるようになったのはこのころだ。
とんとん拍子に勝ち残りチャンピオンマタドールマスクとの対決とまでこぎつけた。

いくら強くても連戦で疲れた体ではチャンピオンに勝てるわけでもく。
最終ラウンドまでもつれ込んだ試合は判定により敗北。だが影午の名は瞬く間に広まった。
「HORNEDBULL(角牛)」それがアメリカが彼に与えた名前だ。
これは影午の勝つ舌の悪さが主な原因である。
本来のリングネームHORN DEVILをうまく発音できなかったことと、彼のファイトを見た客が「カ・ラ・テ!」コール(蘇った力道山との紹介もあったため)をしたコトに対し「ノー、カラテ、イッツ (ス)モー」と返したため牛に例えられたのだ。
さらに角を立てた髪型やらマタドールとの戦いに対してそう呼んだという説もある。


影午はその後もプロレスを続け引退したマタドールマスクのあとを継ぐようにチャンピオンに君臨。「ロード・オブ・リング」(リングの君主)の名前をほしいままにした。
また、彼のようなスーパーヘヴィー級同士が戦うには現在のリングは狭すぎるため(どっからでもロープブレイクできてしまう)、九つのリングを1つのリングにした「サウロインのリング」はあまりにも有名である。


30を過ぎた頃、戦う相手もおらず、戦いそのものにも疲れたため引退。
「野菜チャンコ」専門店を開くために日本に戻ってきた。


こっからブルーローズの設定。
影午は改造人間である。彼を捉えた悪の組織”獣の槍”は極地での戦闘・冒険を想定された人型兵器・蚩尤(牛男)に改造したのだ。
コンセプトは単身でどのような場所でも生き残り、生還するコト。
徒手空拳での戦闘力と鉄をも弾き返す防御力、さらにあらゆるモノを消化しエネルギーに変える強化内臓(胃が四つある)。
脳まで改造されてしまったのだが組織が壊滅したため実害はない。