いいわけ

1970年、人の知らぬ戦争があった。データクリスタル「月の石」を奪取せんと襲い掛かる異星人に対抗するのは地球を守るために立ち上がった半魔たち。だが未知なる兵器の前に一人一人と倒れていく。影より地球が征服されんとしたまさにその時、一機の機械が完成した。
零式 
対エトランゼ用フィールド発生装置と高い攻撃力を持った人型兵器は戦局を変えんがばかりの活躍を見せ、次いで製作された量産型(フィールド発生装置を省き、攻撃力・防御力に特化した手動大型兵器)と共に地球を守りぬいた。
脅威は去った。だが、事件はその後起こった。
零式が原因不明の暴走を起こし、親地球派のエトランゼを攻撃し始めたのだ。このことを重く見たニューヨークのSCGは零式の破壊を要求。一方秋葉原ジオイドガード(AGG)は「零式」は今後も地球防衛のために必要だという理由により要求を拒否。一触即発の状態となったが、他の組織のとりなしにより「零式」を封印するということで解決となった。
時は流れ2002年一人の天才がAGGに現れた。少女の名は飛田レイ。ロボット工学の研究を続けた彼女が零式にたどり着くのはそう時間がかかることではなかった。封印された彼を見て、18歳の少女は恋に落ちた。
2004年春 脱走。だがAGGおよび処理科の工作により内密に処理された。
2005年春 敵勢異星人と接触。零式の力の行使により脱走が公になる。体面を気にしたAGGは二人の確保を計画する。時を同じくしてSOGも零式破壊のためにエージェントを派遣する。
そしてもう一組、零式を狙うものがいた。異星人である。往年の力を失った零式を捕獲すべく、前戦争で鹵獲した量産型を投入を本星に依頼。自らも行動を開始する・・・。

以上が事件開始のあらましであるが・・・。わかりづれぇぇぇ! 
長くなっちゃたので続きは明日。