基本ルール

通常ルールが知りたいとリクエストがあったのでいまさらながら説明します。


能力値
天(体力) 沢(魅力) 火(知力) 雷(武力)
地(心魂) 山(自我) 水(感覚) 風(機敏)

能力値は以上の8つがあります。上下で15点を二つに分ける為値は1〜14になります。ボーナスや成長ルールはありませんので以後この値を使って<命力判定><内力判定>を行います。なお命力と内力は能力値によって決まります。上段4つが高ければ命力が、下段4つが高ければ内力が高くなると思ってください。
門派功夫に使うものは13か14にしたほうが良いでしょう。個人的に水は高めにしておいたほうが生存率が高くなります。

命力
通常「命力」といった場合ヒットポイントの現在値のことを言います。ダメージを受けることにより減り、一定量まで低くなると「命力判定」、「命力防御」、「奥義判定」に使用するダイス数も減ります。0以下になると気絶します。奥義の使用、瞑想、療養することにより回復します。
 ダイスは1〜5まではそのまま、6のみ10として扱います。
内力
通常「内力」といった場合手札の上限枚数のことを言います。内力防御の使用、特殊な攻撃によるダメージなどにより減っていき、0になると気絶します。
 カードは数値のまま(1〜13)。ジョーカーは数値20の好きなマークのカードとして扱います。ジョーカーの扱いは特殊なのでまた今度。
想い
想いは(9−「内力」)の式で導き出されます。「想いを留める」事により、いつでも場に「想い」の数値以下のカードを「想い」枚数まで溜めて置けます。この想いは好きな枚数を「内力判定」、「内力防御時」に判定値に加算することが出来(想いを込める)、好きなタイミングで他のPCに「想い」を渡すことも出来ます(想いを分かち合う)。
 ちなみに拒否権は無いようなので「陰陽を貫く」ができないような渡し方をするとちょっと迷惑かも。
活劇判定
判定は活劇段階を出すことにより導かれます。判定値÷10(切捨て)が活劇段階になります。単純に言えば十の位の数値です(判定値が30〜39ならば三段階活劇)。判定値100以上は一律「超神話活劇」と呼ばれます。
 通常判定では目標として指定された「活動段階」と同じならば成功。低ければ失敗。高ければ大成功になります。
 対抗判定ではお互いの「活動段階」が同じならば引き分け、より高いほうが勝利となります。



命力判定 能力値+ダイス(命力:1D〜5D)によって導かれます。判定後、功夫を燃やす(消費)ことによりダイスを振り足すことが出来ます(1功夫につき1D)。
内力判定 能力値+手札より出したカードの数値(1枚)によって導かれます。この時、「想いを込める」及び「想いを分かち合う」ことが出来ます。判定後、「陰陽を貫く」ことができます(後述)。さらに、功夫を燃やす(消費)ことにより手札より出したカードを足すことが出来ます(1功夫につき1枚)。

思いを込める/想いを分かち合う
「想い」は1〜8の数値を取る。仮に4だとしよう。手札に1〜4のカードがあれば、最大4枚まで場に溜めて置ける。この分の手札はすぐに補充して良いのでわすれないように。場に溜めたカードは「内力判定」「内力防御」「奥義判定(招式値)」に使えます。自分(込める)にでも他人(分かち合う)にでも使用できます。この時手札に4以下のカードがあれば想いにとどめることも出来ます。
陰陽を貫く
内力判定において能力値とカード(「想い」も含める)の陰陽(能力値の上段下段、カードの色赤黒)が同じ場合、さらにもう一枚山から一枚めくり、陰陽が同じなら数値を足すことが出来ます。これは自主的にやめるか、大失敗が出るまで続けることが出来ます。陰陽が違った場合「大失敗」となり(多分)零段階活劇になります。この時(あるならば)功夫を一点消費することにより「大失敗」を回避できます。望むならさらに陰陽を貫いてもらってもかまいません。
奥義判定
奥義値+招式値+命力ダイス(最大、奥義値個まで)
 奥義値は初期では1〜10に成ります。
 招式値は奥義ごとに決められたマークを何枚(最大 奥義値枚数まで)そろえられるかによって違います。基本的には枚数が多いほど高く、奥義によっては効果が変わることがあります。このとき使えるカードは「自分の手札」「想い」「想いを分かち合う」でもらったモノ、となります。枚数そろえれば90などといきますので・・・、「超神話活劇」を目標としましょう。
 命力ダイスは前文参考。



閑話
 通常の判定の目標は「二段階活劇」になります。つまり判定値20以上出せばいいのですから、それほど難しいものではありません。能力値1とかだと問題外ですが。手札の中に「想い」に廻せるカードが余ってるようならうまく組み合わせて「内力判定」のほうがお徳でしょう。逆に手札がもったいないくらい良いなら「命力判定」で。と使い分けましょう。
 戦闘などの対抗判定では読み合いが大切になります。戦闘以外でも【水】の低い者から宣言しなければいけないのでやっぱり不利。
 閑話休題


龍の札 ジョーカーのこと。オールマイティな20。
プレイヤーが手札から出した場合、判定後GMの手札になる。
山札から出た場合、任意のマークの20として扱う。
手札にジョーカーがある場合、場に出たジョーカーを相殺できる。ただちに捨て札が山に戻される。
「龍の咆哮」:龍の札が1枚でも場に出た場合、場面の一番最後に全員、手札を任意の枚数捨て、補充できる。

  • 花鳥風月

手札を一枚だし演出を行なうことにより、功夫を1点回復できる。