一般功夫

極論を言ってしまえばルールブックにあるように一般功夫は取らなくても良い。無くても行動を行うことは可能だからだ。使用能力値が14あれば2段階成功は簡単に行える。能力的に得意なことは功夫をつまなくても人並みに出来てしまうのだ。逆に苦手な分野はどうしようもないが。
それでも功夫を伸ばす理由、それは必須の条件であったり、より高い達成値を出す為であったり、キャラクターに特徴を持たせる為であったりするだろう。。
楽器を持っているのに功夫を積んでないのもなんか欠けている気もするし。
ただしこの一般功夫、数が多い。ルルブが充実しているのならともかく読むだけでも時間を食う。一覧がサプリメントにつくことを期待したい。
一般功夫には関連能力値のほか種別という分け方も出来る。これは「技巧」「武功」「演芸」「学問」「交渉」「感知」「知恵」「態度」にわかれる。ちょっともう少し詳しく見てみよう。

技巧
ここには「人ごみにまぎれる」「囲碁」「絵画」「釣り」「縄抜けの術」などが含まれる。趣味や手わざなど。
武功
武器の扱いや素手格闘などが含まれる。門派武器習得の条件であったり、必要能力値を超えた武器を使えたりする。ただし門派で禁止されている武器を使うことが出来るようにはなるわけではない。
演芸
楽器の演奏や手妻など。武侠たるもの宴会で芸のひとつも披露するぐらいの余裕はほしい。
学問
主に「火(知力)」に集中。知識ベースの薀蓄が多く役立つ。「火」は低くなりがちなので功夫で補うのも重要だ。
交渉
「沢(魅力)」「山(自我)」と相対する能力に集中。交渉の手段は非常に多いので相手によって使い分けよう。「美貌」功夫値10をやりたい気分は分からなくも無いがあまりにも厨なので笑われる可能性がある。
感知
当然ながら「水(感覚)」に集中。対抗活劇になりがちなのでこめておいて損はない。
知恵
「野宿の知識」だけしかない。しかも対応能力は「水(感覚)」。なぜなんだろう?
態度
武侠たるものいかなる時でも己のスタイルを崩してはならない? アクティブな能力ではないのであまり役に立たないが、非常に武侠らしくはある。残念ながら「ツンデレ」は未実装。