ハンドアウト2

ハンドアウトPC2 クイックスタート:氷結の魔弾 コネクション:八神健太郎 関係:上司
「本来であればキミに任せるべき案件ではないのだが」
差し出された写真にはあなたが捨てたはずの過去が写っていた。
「彼女に感染が確認された。残念ながら陽性だ。XDAYまで後10日。その時までに快復しなければ・・・」
この仕事についてから手が汚れるには慣れたつもりだった。過去を捨て、名を変え、すべてに決別したつもりであった。
だが、たったひとつだけ切り離せない過去のしがらみ。
「なにかしら手はあるはずだ! あきらめるのは早すぎる!」
だが総理大臣の熱い言葉はあなたの凍りついた心には届かない。
その視線はただ、かって妹と呼んだ少女の写真に注がれていた。

やってほしいこと:九鬼都を助けろ! ただし正体をばらしてはいけません。
設定:九鬼都の実兄である。VIP能力に目覚めたとき彼女の保護を条件に名を変えてトリニティの属することになった。

サンタクロースシンドローム
感染度0 暦上では理解しているが喜びを感じない。

感染度1 イベントの一種と認識し、錯覚を抱く。

感染度2 重要なイベントであると気づき睡眠が浅くなる。乙女心が左右数人程度の振り幅で揺れる。

感染度3 ほとんどの時間が予定で埋まる。連絡が取れない時間が長く続くと不安や恐怖を感じる。積み重ねた思い出が浮かぶ。

感染度4 幸福感に包まれケンカをしなくなる。赤い服を着る人が出始める。睡眠中に笑い始める。吊り下げた靴下が大きく揺れる。友人同士の予定がずれて再度立てる。値段の高い贈り物などが売りきれることがある。

感染度5弱 焦燥感にかられ予約をしようとする。仕事に支障が出始める。買い集めたプレゼントを始めグッズが増え床が音をたて始める。値段の高い部屋が落札される。

感染度5強 ほとんどの仕事を中断する。無理目の相手も落ちることもある。一部のカップルが分かれ復帰できなくなる。

感染度6弱 平静でいることが困難になる。相手のいないと性転換する。

感染度6強 一人でいることが出来ず、腕をつないでいないと動くことが出来ない。

感染度7 イルミネーションに翻弄され自由意志で行動できない。ほとんどのカップルが流行に合わせて移動する。ソリやトナカイと空を飛ぶことがある。
ハンドアウトPC3 クイックスタート:癒しの聖女 コネクション:ルドルフ 関係:庇護
《Parade of Monsters》百鬼夜行。その話を聞いて脳裏に浮かんだのはそんな単語だった。
最初に気がついたのは一人の少年であった。彼のお気に入りのミニカーが走り回っていたのだ。翌朝両親にその話をしたが信じてもらえなかったという。
そしていくつモノ小さな噂が町に流れ始めた。
いわく、人だと思って近づいたら人形だった。
いわく、車がロボットに変形した。
いわく、動物がしゃべっていた。
いわく、UFOを見た。
様々な怪異現象が目撃されるようになったのだ。この事件をVIP能力の可能性アリと見た政府はあなたに調査を依頼した。
初日。協会を出ようとした時異様な臭いが鼻をついた。いくら嗅いでもけして慣れない異臭。血の臭いだ。ねっとりした空気が暗闇から流れてくる。そしてあなたは真っ赤に燃える鬼火を目にしたのだった。

やってほしいこと:事件の謎を解け!
設定:シスターです。