麻雀 裏ドラ確率論

学生のころはよく麻雀を打ってました。けしてうまくはありませんでしたが勝率は高めでした。20歳になるころにはあだ名が「ドラ越」「ドラちゃん」*1に代わってました。裏ドラの乗り方が多少多めだったのでそう呼ばれていたのですが・・・。
待っていただきたい。裏ドラは確率的に良く乗るものなのだ!


例えば配牌時に五万と六万が一枚づつ合った場合、どちらが裏ドラになりやすいか。当然ながら五万の方だ。なぜなら山牌と他人の手牌の中にある四万の数が4枚、五万は3枚しかないからだ。よって、五万が裏ドラである確率は六万が裏ドラである確率より33%増だということになる。字牌や端牌の場合は関係ないが、枚数的に少ないので今回は省きます。


では逆に八万が裏ドラであった場合、場に出る七万は最高でも3枚となる。つまり八万九万は他の牌に比べ使いにくくなる。シュンツになりにくいのだ。4人で3つの椅子を奪い合ったいる状態なので当然だろう。またコレは余りやすい牌だということを示している。つまりいつか切り捨てねばならない牌であり、終盤においてもこぼれやすい。
もうひとつある。こういう牌はトイツになりやすいということだ。牌は4枚あるので一人が1枚ずつ引くよりも誰かが複数枚引く確率のほうが格段に高い。流局までいって手牌と捨て牌が一枚もかぶらなかったことなどほとんどないはずだ。そして3枚しかない七万は一枚も入ってこない確率が格段に高い。つまり八万はトイツとなっている可能性が高いのだ。


もうひとつ実証してみよう。終盤でカンドラをめくったとき、すでに河に出ていたり、だれかが鳴いていたり、トイツで持っていてニヤリとした経験があるはずだ。麻雀を知らない人でも名前だけは知っている某有名麻雀漫画を見てみると良くわかる。カンドラや裏ドラはトイツやアンコになりやすいものなのだ。


ウソは言ってない。
枚数が多いゲームなので無視できる程度の確率の差でしかないだけだ。
ウソは言ってない。
なぜなら私は実践してきたからだ。
ウソは言ってない。
私は人をだますのが大好きだからだ。

*1:友人「おかしいよ、ノミ手なのにマンガンあるよ!」