実録キャラクター暴走編

俺は美樹と二人でエミュレーターを退治し、家路に向かっていた。
美樹の様子がおかしいことに気がついた。魔槍化したあとに疲れが見えるのはいつものことなのだがここまで疲労した美樹を見るの初めてだ。
「美樹、大丈夫か」肩を支えたとたん、その柔らかな体が俺の腕の中に崩れ倒れてきた。相当我慢をしていたようだ。息が浅く荒い。ばかやろう、無理しやがって。
俺は美樹を抱きかかえなおすと起こさぬよう歩き始めた。この腕にかかる重さをゆっくりと確かめながら。


オレ「んじゃ、家に連れ込みます。当然両親は旅行中。後手に鍵を閉めて・・・」
PC3「連れ込むって何だよ!」
オレ「おかゆを作って食べさせようとしたところで・・・。チャイムがなります」


PC2「えーっと。いつまでも帰ってこない妹の美樹を心配して、PC1の家のチャイムを鳴らします。変態につかまってたら大変だ」
オレ「チャイムの音に驚いて、美樹の服と俺のズボンにおかゆをぶちまけます。あまりの熱さに美樹が悲鳴を上げます」
PC2「悲鳴を聞きつけ、扉を破壊しつつ二階へ」
オレ「そこには布団の上で上着を脱いだ美樹と、ズボンを下ろした俺が・・・」
PC2「晴天の霹靂」


下品ですみません。この後、魔法でパンツが燃えたりとか「かわいそうな変態道」をひた走るわけですが・・・。誰か止めてくれ! マジで。